前回のトウシューズ加工はいかがでしたか?

⇒前回のトウシューズ加工はこちら

今回はトウシューズ関連した事をお話していきます

バレエを始めていつかは履いて踊ってみたい憧れのトウシューズですが、
経験年数が浅かったり骨格が完全に出来上がっていないお子様の場合は、
いつトウシューズを履いていいものなのか判断できない人も多いと思います。

トウシューズを履けるようになるには、
子どもは年齢が10歳以上であることが望ましいです。
(10歳以下ですと骨格が未成熟です)

合わせて

・ターンアウト(アンドゥ・オール)を常に意識できる
・片脚ルルヴェでぐらつかない
・上体の引き上げ
・体重がコントロールできている
これらの要素を満たす必要があります。

以下で詳しく話していきます。

 

ターンアウト(アン・ドゥ・オール)は脚を外側に回しながら使う動きのことです。
脚の内側の筋肉を使って、付け根から足先までしっかり意識しいないと、トウシューズを履いた時に脚が安定しません。できる限りレッスンのあいだ常に意識し維持できるようにしましょう。

ルルヴェ(Releve)足裏にしっかりアーチを作りながら背伸びをしてつま先立ちになった状態。
ルルヴェが低くて足首が安定せず体がぐらつくならまだトウシューズを履くのは早いです。

ゴムバンドを使ったエクササイズで足の指を鍛えたり、
バー・レッスンなどで脚全体を強くして、充分な筋力と柔軟性をつける必要があります。

上体の引き上げは下半身への負担を減らすと同時に
どの様なポーズでもぐらつかない体幹を作り出します。

トウシューズの時は指先だけで体を支えなければいけなく、
バレエシューズの時以上に引き上げが重要です。

もちろん体重によっては、トウシューズを履いた時に、
膝や足首を傷める恐れがありますので体重コントロールはしっかりしましょう。

 

大人の場合

子どもと違い、大人の場合は骨格が出来上がっているので骨の変形は心配ないです。

しかし、大人場合は逆に身体の骨格が完成しているので
簡単に変化しなく、毎日トウシューズのためのトレーニング
やエクササイズをする必要があります。

エクササイズバンドタオル掴みなど家で気軽にできる
トレーニングを30分程度毎日心掛けるようにしましょう。

上記のエクササイズバンドやチューブを使って
テレビを見ながらなど「ながらトレーニング」でも可能なエクササイズが多いので
なるべく時間を見つけるようにしましょう。